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今世界文化遺産にも登録されているティカルやキリグアなど、マヤの大遺跡で知られるグアテマラ。伝統文化が色濃く残るこの国では、今も昔もマヤ系の先住民達が生活しています。この国に足を踏み入れた旅行者は、だれもが美しい民族衣装をまとった先住民女性の姿に目を奪われます。色彩豊かなウイピル(貫頭衣)やコルテ(直線裁ちの巻きスカート)をいつも身に着けて生活するその存在は ひとつの芸術の様です。
国旗は、空の色を表す青、清潔・高潔を表す白を基調とした2色旗で、中央に国鳥ケツァル鳥を施した国章が配されています。ケツァル鳥は,グアテマラを始めとする中米の高原地帯,火山地帯,森林地帯に生息し,腹部は鮮やかな赤で,頭から背にかけて金属光沢のある濃緑色をした長い飾り羽を持つ美しい希少種の野鳥です。(現在,グアテマラ国内でケツァル鳥を見ることは非常に困難と言われています。)この鳥は捕らえられるとすぐに死んでしまうと言われていることから,自由の象徴とされています。なお,ケツァル鳥は通貨の単位「ケツァル」でもあり、手塚治虫の「火の鳥」のモデルになったと言われています。 全人口は 1,634万人(出典:2018年国勢調査)、首都グアテマラシティーには 335万人を抱え ます。また、グアテマラ人口の約4割はマヤ系先住民が占めており、公用語のスペイン語に加え,合計22のマヤ言語,シンカ語,ガリフナ語も使われています。 2015年日グアテマラ外交関係樹立80周年に先立ち,2014年10月に秋篠宮同妃両殿下がグアテマラを公式訪問され、2020年には外交関係樹立85周年を迎えます。
ティカル遺跡、カミナルフユ遺跡、キリグア遺跡、サクレウ遺跡 グアテマラ共和国は、マヤ文明の建築物が集中して存在しており、時代の流れを観察できます。世界遺産に登録されているティカル遺跡などから、その繁栄と建築、天文学などへの高度な知識を有していたと推測されています。 また、田原本町と同じく翡翠の装飾品などがマヤ遺跡から多数出土しています。
1943年建立。日本における日本橋にあたる、グアテマラの道路原標となって おり、大統領主催レセプションなどの重要行事に使用されています。
「アンティグア(Antigua)」はスペイン語で「古い」という意味であり、その名が示すように1543年から1775年まで、中米及び現在のメキシコのチアパス地方を管轄する「グアテマラ総督府」が置かれていた古都です。1773年の大地震で大きな被害を受けた後、1775年に首都は現在のグアテマラ市に移されました。市内には、教会などの植民地時代の建物が地震の被害を度々受けながらも残されています。
周囲をアティトラン火山(3,537m)、トリマン火山(3,158m)、サンペドロ火山(3,020m)等の緑の山々に囲まれたアティトラン湖は、世界一美しい火山湖として知られています。
アルタ・べラパス県にはグアテマラで最も美しい場所とも言われるセムクチャンペイという名の川棚あり、グアテマラの誇る大自然を間近に体験することが出来ます。
コーヒーの大生産地であり、世界第9位(国際連合食糧農業機関統計・2017年時点) の生産量を誇っています。日本へは、コーヒー・ゴマ・バナナが主な輸出品目であり、なかでもコーヒーは米国に次ぐ輸出先第2位です。 グアテマラ産のコーヒー豆は,世界的にも高品質として知られ、特に標高1,000mから1,500mで朝晩の気温差が大きい場所で採れるものが,ほどよい酸味があり美味しいと言われています。また、上質なラム酒の産地でもあり,特に高級ラム酒である「サカパ」は世界的にも有名です。 その他に、丹念な刺繍を施したウィピルと呼ばれる先住民の民族衣装やグアテマラ織りのテーブルクロス、小物入れなどがあります。
コーヒーの大生産地であり、世界第9位(国際連合食糧農業機関統計・2017年時点) の生産量を誇っています。日本へは、コーヒー・ゴマ・バナナが主な輸出品目であり、なかでもコーヒーは米国に次ぐ輸出先第2位です。 グアテマラ産のコーヒー豆は,世界的にも高品質として知られ、特に標高1,000mから1,500mで朝晩の気温差が大きい場所で採れるものが,ほどよい酸味があり美味しいと言われています。また、上質なラム酒の産地でもあり,特に高級ラム酒である「サカパ」は世界的にも有名です。 その他に、丹念な刺繍を施したウィピルと呼ばれる先住民の民族衣装やグアテマラ織りのテーブルクロス、小物入れなどがあります。